スキャン
Scan

CareleSmithひとみ
作成

http://okanenainde.seesaa.net/article/450127031.htmlや、 http://www.gamers-jp.com/playgame/db_filea.php?game_id=2363 を参考にしました。 いくつか私が補い変更した部分もあります。

マストフォロー練習用トランプで遊ぶ トリックテイキングゲームです。 元は1980年代後半に発売された、スキャン(Scan)や、 無分別(Indiscretion)といった名前のボードゲームです。 以前はトミー(現タカラトミー)が日本語版の専用のコンポーネントを販売していたようですが、今では絶版です。 専用のコンポーネントの構造は、マストフォロー練習用トランプと同じであるため、カードを流用することができます。

使うカードと遊ぶ人数

4人で遊びます。 実際は2〜6人で遊ぶことができますが、4人でやるのが一番望ましいです。 また、4人でやるときは、対面でペアを組んで遊ぶこともできます。

使うカードはマストフォロー練習用トランプ52枚です。 カードの強さは、強いものから順に A K Q J 10 9 8 7 6 5 4 3 2 です。

ゲームの目的

トリックテイキングゲームのプレイをして、 なるべく多くのカードの点数を取ることが目的です。 カードの点数は以下のようになっています。

スート点数
+10点
+5点
-5点
-10点

ディール

最初のディーラーは誰がなっても構いません。 次のディールからは時計回りに交代します。

ディーラーはカードを7枚ずつ配ります。 配り残りはテームルの中央に山札として伏せて置きます。 山札は、一番上のカード以外のスート(色)がわからないように重ねて置きます。

プレイ

ディーラーの左隣がオープニングリードを行います。 トリックテイキングゲームですが、マストフォローとは少し違います。 リードのカードにはどのカードを出しても構いませんが、 リードの次のカードからは、手札にリードと同じスートのカードがあれば必ずそのカードを出します(マストフォロー)。 リードのスートが手札にない場合は、必ず切札を出します(マストトランプ)。 リードのスートも、切札も、どちらもなければ自由にカードを出すことができます。

このゲームの切札は、山札の一番上のカードのスートで決まります (マストフォロー練習用トランプを使用するので、裏面からでもスートがわかります)。 もし、山札の一番上がだった場合は、 が切札になるということです。 次に説明するように、1トリック終わるごとに山札からカードを補充するので、 トリックごとに切札が変わることになります。 なお、山札がなくなった場合は切札はありません。

1トリックを終えると、(山札が残っている場合は) トリックに勝った人から順番に山札からカードを1枚ずつ引きます。 全員が1枚ずつ引いたら次のトリックを行います。

山札がなくなった場合は、残りの手札を使って、 手札がなくなるまでトリックテイキングゲームを行います。

得点

全てのトリックを終えたら得点計算です。 とったカードの点数を合計して、その点数がプラスの値なら、そのままその値を得点します。 もし、とったカードの点数がマイナスだった場合は得点も失点もしません。

ゲーム

何ディールか繰り返して、累計の得点が155点以上となった人がいた時点でゲームが終了します。 得点の多い人から順に順位がつきます。