http://kusabazyun.banjoyugi.net/Home/reproductioned/trump/four-jacksや、 http://www.page.sannet.ne.jp/mikotan/cardgame/4j.htmを参考にしました。
歴史などはよくわかりませんが、フランスのゲームではないかと言われています。 3人用ルールと4人用ルールがありますが、3人用ルールは4人用ルールの改作だと思われます。
トリックテイキングですが、 最も弱いカードを出した人がトリックを獲得し、最も強いカードを出した人が次のリードをする と言うのが特徴です。
3人で遊びます。4人ルールもありますが、それは後で説明します。
使うカードは、通常のトランプから2〜8を除いた24枚を使います。
カードのランクは強いものから順に、A K Q J 10 9です。
4枚のJに点数がついています。これは集めない方が良い点数です(罰点です)。
♠J ♥J ♦J | ♣J |
---|---|
各1点 | 2点 |
最初のディールのディーラーは任意に決めます。 次のディールからは、ディーラーは時計回りに交代します。
ディーラーはカードを1枚ずつ配ります。 1人あたりの手札は8枚になります。
手札が配られたら、自分の手札から1枚いらないカードを選んで右隣に伏せて回します。 全員がいらないカードを伏せておいたら、左隣から回ってきたカードを手札に加えます。
トリックテイキングに似たようなプレイをします。
初めは、ディーラーの左隣の人がどのカードでもいいので手札から1枚表向きに出します (リードをします)。 残りの2人は順番に、リードと同じスートのカードが手札にあれば、そこから1枚選んで表向きに出します。 もしリードのスートが手札になければ、好きなカードを出します(捨て札をします)。 ここまではトリックテイキングのプレイと同じです。
全員がカードを1枚ずつ出したらそのトリックの勝敗の判定をします。 トリックの勝者は、トリックテイキングと同じく、リードのスートのカードの中で、最も強いカードを出した人です。 トリックの勝者が次のトリックのリードをすることになります。
しかしながら、このゲームではトリックの敗者も決める必要があります。 トリックの敗者は、最も弱いカードを出した人です。 すなわち、捨て札がなかった場合は、リードのスートで一番弱いカードを出した人が敗者になります。 もし捨て札1枚があった場合は、それを出した人が敗者です。 捨て札が2枚あった場合はよりランクの低いカードを出した人が敗者です。 同じランクのカード同士ではスートで強弱を決めます。♣が一番弱く、そこから順に ♦ ♥ ♠と続きます。 トリックの敗者は、そのトリックに出たJのカードを全て引き取ります。 J以外のカードには得点がないので、誰が引き取っても構いませんが、 間違えを防ぐために敗者が引き取ると良いでしょう。
いささかややこしいので実例を示します。 ヒミカ、サイネ、シンラの3人でプレイしているとします。
ヒミカ |
サイネ | シンラ | 勝者 | 敗者 |
---|---|---|---|---|
♦J | ♦Q | ♦10 | サイネ | シンラ |
♣A | ♠10 | ♣K | ヒミカ | サイネ |
♦9 | ♠Q | ♥J | ヒミカ | シンラ |
♥J | ♦10 | ♠10 | ヒミカ | サイネ |
次のトリックのリードは、前のトリックの勝者からです。
このようなプレイを、全員の手札がなくなるまで続けます。
プレイが終わったら得点を計算します。 プレイでとったJの点数がそのまま罰点になります。 罰点は累計されます。
もし、誰か1人が4枚のJを全てとった場合、 その人は罰点が3点減り、他の2人に罰点を2点与えます。 これをフォージャックスと言います。
10ディールやって最も罰点が多い人が負けです。 もしくは罰点が10になった人がいたら終了としてもいいです。
通常のトランプから2〜6を除いた32枚を使います。 カードのランクは強いものから順にA K Q J 10 9 8 7です。
カードの点数は、すべてのJがそれぞれ1点です。
ディーラーは1枚ずつ配って各プレイヤーに8枚ずつ配ります。
カードパスはありません。(カードパスをするルールにしても楽しいと思います)
3人ルールと変わりません。 オープニングリードはディーラーの左隣、以降のトリックでは前のトリックの勝者がリードをします。 トリックのカードはトリックの敗者が獲得します。
とったJ1枚につき1点の罰点です。 フォージャックスを達成した場合は罰点が4点減ります。
何ディールかやって累計の罰点が一番大きい人が負けです。