ゲームファームを参考にしました。
スニップ・スナップ・スノーラム(Snip Snap Snorum)と呼ばれることもありますが、 同じ名前の別のゲームがある上に、ジグという名前の方がポピュラーらしいので、 ジグの名前で紹介します。しかし、pagat.comにはSnip Snap Snorumとして紹介されています。
19世紀のイギリス、ビクトリア朝の頃の書物に、すでに言及なされているようです。
何人でも遊ぶことができますが、4〜7人が適当でしょう。 使うカードは通常のトランプ52枚です。 カードの並びは、A 2 3 4 5 6 7 8 9 10 J Q Kで、 KからAにはつながりません。
誰がディーラーをやっても構いません。 ディーラーは各プレイヤーに1枚ずつ手札を配り、全てのカードを配りきります。 人によって手札の枚数にばらつきが出ることがありますが、気にせず全てのカードを配ります。
ディーラーの左隣などの、適当な人が手札から1枚出します。 この時、スニップ(Snip)と言います。
次に、同じスートで、その次のランクのカードを持っているプレイヤーが、 そのカードをスナップ(Snap)と言いながら出します。
さらに、その次のカードを持っているプレイヤーはスノーラム(Snorum)と言いながら、 その次のカードを持っている人はハイ・コカロラム(Hi Cockalorum)と言いながら、 そのまた次のカードを持っている人はジグ(Jig)と言いながらカードを出します。
ジグといった人は、手札から自由に1枚出してスニップと言い、同様にプレイを続けていきます。 今までに出たカードは、どのカードが出たのか分かりやすくして脇に置いておきます。
もし、ジグになる前に、Kに到達したり、その上のカードがすでにプレイされていた場合は、 最後に出したプレイヤーがジグといって、スニップをします。
まず若狭さんが「スニップ」と言いながら♥3を出します。 次に佐倉さんが「スナップ」と言いながら♥4を出します。 次に直樹さんが「スノーラム、ハイコカロラム」と言いながら♥5と♥6を出します。 そして若狭さんが「ジグ」と言いながら♥7を出します。
今ジグをしたのは若狭さんですから、次のカードを出すのは若狭さんです。 若狭さんは♣10を出しながら「スニップ」と言います。 次に♣Jを持っている丈槍さんがそれを「スナップ」と言いながら出します。 次に♣Qを持っている恵飛須沢さんがそれを「スノーラム」と言いながら出します。 そして♣Kを持っている佐倉さんがそれを「ハイコカロラム、ジグ」と言いながら出します。
次に出すのは、今ジグをした佐倉さんです。 佐倉さんが♥Aを出しながら「スニップ」と言いました。 ♥2を持っている直樹さんは、「スナップ、ジグ」と言いながらそれを出します。 ♥3はもう出ているからです。 そして、今ジグをしたのは直樹さんですから、次のスニップは直樹さんがします。
この部分はニコリ159号によります。 草場純さんが、より戦略的なルールにするべく改良したものです。
新しいルールでは以下の部分が通常のルールとは異なります。