きりふ
Kirifu

CareleSmithひとみ
作成 加筆

http://kubotaya.exblog.jp/2991372/http://www.geocities.co.jp/Playtown-Rook/1925/Kirifu.htmhttp://taistep.exblog.jp/8671373/http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=27868572 を参考にしました。不明な点は筆者が付け加えました。

熊本県で遊ばれているゲームだそうです。 沖縄県では『きりば』という名前で遊ばれているようです。 ローカルルールが非常に多いので、その中で一般的でかつ分かりやすいであろうと思われるルールを紹介します。

使うカードと遊ぶ人数

何人でも遊べます。使うカードはジョーカーを除いた52枚です。 ジョーカーを入れて遊ぶことも可能です。

カードの強さは、強いものから順に A K Q J 10 9 8 7 6 5 4 3 2 です。

また、のカードは常に切札となって、他のスートよりも強くなります。 切札のことは、「きりふ」と呼ばれます。 他のスートのカードには、スートごとに強弱の差はありません。

さらにAはきりふのAよりも強い、 最も強いカードになります。これは「オールマイティ」だとか「世界」と呼ばれます。

ジョーカーを使う場合は、Aよりも強いカードとして扱います。

ゲームの目的

ゲームの目的は手札をなくすことです。

ディール

ディーラーは誰がなっても構いません。

ディーラーは全員に5枚ずつ配ります。配り残りは山札にします。

プレイ

適当な人からプレイを開始します。 プレイでは、次の3つを順に行います。

  1. 出されたカードを「切る」
  2. 次の人にカードを出す
  3. 手札が5枚になるように補充する

それぞれについて詳しく説明します。 なお、一番最初の人や、前の人がカードを出さなかった場合は、次の人にカードを出すところから始めます。

まず最初に、前の人が出したカードを切ります。 切るためには、前の人が出した全てのカードについて、それよりも強いカードを出します。 切札でないスートのカードを切る時に、切札でない違うスートのカードで切ることはできません (Aジョーカーで切ることはできます)。

前の人が出したカードを全て切ることができれば、前の人が出したカードと切るのに使ったカードを、 全て捨て札にします。これらのカードは再びプレイに使われることはありません。

もし切れないカードが1枚でもあるならば、前の人が出したカードをもらって、手札に加えなければなりません。 この、カードをもらうことをおもらいと言います。 切ることができるのに、おもらいをしても構いません。 おもらいをしたならば、カードを出さずに、そのまま次の人がプレイをします。

出されたカードを切って、おもらいをしなかったならば、カードを出します。 カードは、1枚なら何を出しても良いです。また、同じランクのカードであれば2枚同時に出すこともできます。 さらに、同じランクのカードを2枚同時に出した時、別のカードをさらに追加で1枚出すこともできます。 このカードのことは「おまけ」と言います。もちろん、次の人はこのおまけも含めて切らなければなりません。 なお、同じランクのカードのペアに対して切る時は、同じランクのカードで切る必要はありません。 例えば、66に対して、 10Qで切ることができます。

カードを出した後、手札が5枚よりも少なくなったら、山札から手札が5枚になるように補充します。 山札がなくなったら補充はしません。

ゲーム

山札がなくなった後、手札をすべてなくした人がいればその人が勝ちです。

ローカルルール

切れるならば必ず切らないといけないというルールもあります。

3枚以上の同じ数字を出せるかどうかは、事前の取り決めによります。 また、3枚以上の同じ数字を出していいとした場合、それにおまけを付けて良いかどうかも事前の取り決めによります。

同じスートの3枚以上のシークエンス(連番、階段とも)を同時に出せるとすることもあります。