ゲームファームを参考にしました。
Andy B, Uncle Frank, Big Al 3氏の新作だそうです。 今までにない斬新なシステムのゲームとなっています。
ルール原文はこちら にあります。(GitHub Issue #1)
2人か4人で遊びます。まず最初に4人用ルールを説明します。 4人で遊ぶときは、対面でパートナーを組んで、2対2で遊びます。
ジョーカーを除いた通常のトランプ52枚を2組、合わせて104枚のカードを使います。
カードの強さは、強いものから順に A K Q J 10 9 8 7 6 5 4 3 2 です。
ディーラーは誰がなっても構いません。
まず最初に、全員の前に、カードを裏向きで3枚ずつ配ります。 このカードは、テーブルの上で、V字に離して置きます。 このカードの場所は「ノード」と呼ばれます。
次に全員に6枚ずつ手札として配り、余ったカードは資源パイル(山札)としてテーブル中央に置きます。
このゲームの目的は、敵チームのプレイヤー1人の前にあるノードを全て自分チームの支配下に置くことです。
まず、それぞれのプレイヤーには自分のスートが決まっています。 自分のスートは、プレイで自分が最初に表向きにしたカードのスートで決めます (もしそのスートがすでに他の人のスートであった場合は、次に表にしたカードのスートで決めます)。 もしくは、事前に全員のスートを決めてからゲームを始めても構いません。
煩雑を避けるために、ルール原文を読むまでは、 私がプレイするときはいつも自分のスートを事前に決めてやっていました。
しかし、ルール原文には「自分が最初にめくったカードが自分のスートになるので、 最初の数ターンはゲームの戦況を決めるのに重要です」と明記してあります。 わざわざ明記までしてあるので、原文のルールに従って、 最初にめくったカードが自分のスートになるというルールでプレイするべきでしょう。
ノードの支配者は、そのノードの一番上にある、表向きのカードのスートで決まります。 例えば、♥が一番上で表向きになっているノードは、 ♥のプレイヤーが支配していることになります。 一番上のカードが裏向きになっているノードは、支配者がおらず、「中立ノード」と呼ばれます。
すなわち、このゲームの目的は、敵チーム1人の前に置いてあるノードの一番上のカード全てを、 自分のチームの表向きのカードにすることとなります。
なお、誰がノードを支配しているかと、ノードが誰の前に置いてあるかは全く違う概念なので注意してください。
ディーラーの左隣から、時計回りでゲームは進行します。
プレイの順番となった人は、以下から3つ選んで順番にプレイをします。 3つ選ぶ行動は、重複しても構いませんが、必ず3つちょうどの行動を選びます。
手札が7枚より多くなるようにカードを引いたり、 ノードからカードがなくなったりするような行動はできません。 また、パートナーの支配するノードは自分が支配するノードではないことに気をつけてください。
自分の支配するノードから、隣接している敵チームの支配するノードを攻撃すると、 攻撃したノードと攻撃されたノード、双方のノードの一番上のカードが破壊され捨て札となります。 その結果、両方のノードは中立ノードとなります。
攻撃をするためには以下の条件を満たす必要があります。
攻撃が行われたら、どの人でも自分の手札からカードを1枚出して防御をすることができます。 防御が成立したときは、手札から防御のために出されたカードと攻撃をしているノードの一番上のカードが破壊されて捨て札となります。 すなわち、攻撃は行われず、攻撃をしたノードのみが中立ノードとなります。
防御をするために出す手札には以下の条件があります。
すでに述べたように、敵チームのプレイヤー1人の前にあるノードを全て自分チームの支配下に置いたチームがあれば、 そのチームの勝ちでゲームが終了します。
どのチームも勝利の条件を満たさずに資源パイルがなくなった場合は引き分けです。
2人プレイの場合は、チームは組まずに個人戦となります。
使うカードは通常のトランプ52枚1組だけとなります。 他のルールは4人の時と同じですが、4人用ルールで「スート」となっているものは「スートの色」と読み替えます。