くぼたやウェブログの中のページ http://kubotaya.exblog.jp/2030683/ を参考にしました。
日本人ゲーム研究家である草場純さんが、20世紀の最後頃に作ったゲームだそうです。 クリベッジに影響されて作ったゲームとのことです。 古い市販のカードゲーム『スナッホイ』にも似ているとのこととです (スナッホイがどのようなゲームかは確認できませんでした)。
2人専用のゲームです。 ジョーカーを除いた52枚のトランプを使用します。
100のように、ディーラーでない人から順番にカードを中央に出して行きます。 その時、今まで出たカードの合計点数を宣言します。 この合計点数が41点を超えないようにすることが目標となります。
ただし、合計点数を1点、11点、21点、31点、41点のいずれかちょうどにすることでもらえるボーナスもあります。
得点はチップを使って記録します。ゲームを始める前に、チップを中央に30チップ程度置いておきます。 なお、得点はテーブルからチップをもらうだけであって、プレイヤー同士でチップのやり取りは行いません。
カードの点数は以下の通りです。
A | 1点 |
---|---|
2〜10 | ランクの値だけプラス点 |
J | -1点 |
Q | 0点 |
K | 直前のカードと同じ点数 |
Kが一番最初のカード(スターター)として出た場合は、次に出たカードと同じ点数になります。
最初のディーラーは任意で決めます。 ディーラーはディールごとに交代します。
まず、ディーラーは各プレイヤーに手札を6枚ずつ配ります。 そして、中央に1枚表向きにして置きます。これをスターターと言います。 もしスターターがAなら、ディーターは1チップを即座に獲得します。
ディーラーでない方から順にプレイを行います。 プレイでは手札からカードを1枚中央に出します。 この時、今まで出たカードの点数の合計を言いながら出します (ディーラーでない人の最初のプレイで出した時は、自分が出したカードとスターターの点数の合計を言います)。
この時、合計点がちょうど1点、11点、21点、31点のうち、 いずれかになったら即座に手札を出したプレイヤーが1チップ獲得します。 41点ちょうどになったら2チップを獲得します。
例えば、スターターがKで、ディーラーがない人がKを出して、 次にディーラーが7を出したら、21となるので(この場合は7 7 7と出た扱いになります) ディーラーが1チップ獲得します。 次にディーラーでない人が10を出したならば合計は31となるので1チップ獲得、 ディーラーがQを出せば合計は31のまま変わらないので1チップ獲得、 その後ディーラーでない人がKを出せば、Kは0点扱いになるので、 合計は31となって再び1チップ獲得といった具合です。
もし手札はないのに自分の番が回ってきた時や、 自分の番になった時にどの手札を出しても合計の点数が41を超える時は、 「パス」と宣言して、手札を出しません。この時、相手のプレイヤーは即座に1チップ獲得します。 手札に出せるカードがあるのにパスをすることはできません。
パスが2回連続で起きるとディール終了です。 この時、2回目のパス(ディールを終了させるパス)に対しては、 そのパスの宣言によって相手がチップをもらうことはありません。
ディールが終了したら、次のディールに移ります。 このディール使用した13枚のカードは全てゲームから取り除いて、 残ったカードで次のディールを行います。
4ディールやると全てのカードが使われます。 4ディール終わって、獲得したチップが一番多い人が勝ちです。